笠間自然薯研究会では、じねんじょ(自然薯)を有機肥料100%での栽培に徹底してこだわっています。
では、なぜ有機肥料にこだわるのでしょうか?
それは「土(土壌)」にあります。
いまは農薬や化学肥料の助けを借りなければ農作物でいいものは、なかなか出来ないという時代になってしまいました。
元々、じねんじょ(自然薯)は自然に自生していました。
それを畑で栽培す
るためには、出来る限り“自然”に近いかたちで栽培する必要があります。
「土(土壌)」を自然に近い状態にするのは当然のことと言えるでしょう。
山の恵みと言える栄養素をたっぷりと含む「土(土壌)作り」から、じねんじょ(自然薯)の栽培はスタートするわけです。
植物が本来持つ力を引き出してくれる有機肥料のみを使うことは、ごくごく当然のことなのです。
では、有機肥料とは何でしょう。
笠間自然薯研究会が使う有機肥料は、動物質・植物質・自給有機質・有機廃棄物の4種類の肥料成分に窒素・リン・カリウムなどをバランス良く配合しています。
畑の土(土壌)を自然に近づければ近づけるほど、困った敵が増えます。
今のところ最大の天敵はモグラとイノシシでしょうか。
それも土壌が良いところにはミミズが集まり、それを食べにモグラも集まる・・・
またイノシシが好んで食べるということは、それだけ自然に近いという証拠ですね。
近年は、自然薯が大好物のイノシシが増え続けておりますので、その対策にも苦心しております。